『無限大ANANTA』ファンが楽しみにしていた「2026年5月20日のNetEase 520オンライン発表会」──ところがその参加タイトル公式リストに、『無限大ANANTA』の名前が含まれていないことが判明し、海外コミュニティに動揺が広がっています。
海外掲示板では、NetEase Games公式WeChat記事のスクリーンショットを元にこの件が報告され、意見が分かれる議論に発展。ファンの落胆・冷静派の分析・大ボヤキ祭り……、しっかりまとめていきます。
ソース:NetEase Games公式WeChat記事
情報源となっているのは、NetEase Gamesの公式WeChatアカウントが公開した「2026年NetEaseゲーム520オンライン発表会」の参加タイトル一覧記事。リストに含まれていたタイトルは(順不同・抜粋)、
- 『夢幻西遊』PC版/手游/Web版
- 『新大話西遊3』
- 『逆水寒IP』
- 『倩女幽魂IP』
- 『率土之浜』
- 『天下:万象』
- 『燕雲十六声』(Where Wind Meets)
- 『マーベル・ライバルズ』
- 『七日世界』
- 『遺忘之海』(Sea of Remnants)
- 『第五人格』
- 『永劫無間IP』
- 『ディアブロ・イモータル』
- 『陰陽師』
- 『マインクラフト』
- 『ハリー・ポッター:魔法の覚醒』
- ……その他多数
https://mp.weixin.qq.com/s/X8jWiJ_ia_trlxu1D7rDOA
……と、NetEaseの主力タイトルがズラリ並ぶ中、『無限大ANANTA』の文字はどこにもありません。投稿者はこの事実を「これは520でAnantaに関する新情報は出ない可能性が高い」と結論付けています。
落胆派:「やっぱり2026年内リリースは無理か」
このニュースを受けて、配信時期に対する悲観論が一気に強まりました。
「マーケティングをしてないなら、このゲーム(Ananta)は来年(2027年)まで一般公開されないだろう」
「最低でもリリースまで1〜2年は必要だな」
「これはおそらく、Anantaを2026年中にリリースする計画はないということを意味する。“Sea of Remnants”(遺忘之海)は既に2026年リリース予定として言及されているのに、それも520にいる。今の状況だと、Anantaは早くても2027年後半くらいだろう。」
特にこの最後のコメントが鋭くて、「2026年内リリース予定のSea of Remnantsですら宣伝されているのに、Anantaがいない=2026年内ローンチではない」という三段論法は、なかなか説得力があります。
冷静派:「520イベントの性格を理解すべし」
一方で、520イベントの性質を踏まえた冷静な分析もありました。
「これはよくあること。既存のゲームの新情報をプロモーションするイベントで、普通は新規タイトルについては話さない。このリストで唯一注目すべきはSea of Remnantsで、これは未発売のNetEase作品であり、しかもこのイベントに登場するのは2回目(昨年も登場)だから。」
「NetEase 520は、どのプロジェクトでも掲載可能な”内部プラットフォーム”。プロジェクトチームが要望すれば登場する。逆に言えば、プロモーションが必要ないプロジェクトは520には出てこない。」
「Anantaは2025年の発表会にも出てなかったが、その後9月の東京ゲームショウに登場した。520はみんなが思うほどAnantaにとって重要じゃない。最悪のケースは、9月の東京ゲームショウや12月のThe Game Awardsにも出てこないこと。それなら2026年内リリースはないと安心して言える。」
これらの冷静派の意見は、過去の傾向に基づいたもので説得力があります。実際、Anantaは2025年520にも出ていなかったが、その後TGS2025で大々的に試遊台を出したという前例があるため、「520不在=死亡フラグ」とまでは言えないわけです。
「6月のSummer Game Festで出るかも」説
520にいないなら、次の大型イベントに照準を合わせている可能性も。
「待て、Summer Game Festで出るはず」
Geoff Keighley主催のSummer Game Fest(SGF)は6月開催の大型ゲームイベントで、海外向け大作のショーケースとして知られています。NetEaseが本気でグローバル展開を狙うなら、中国国内向けの520よりSGFやTGS、Gamescomの方が露出効果は高い、というのは妥当な見方。
前回の記事で取り上げた「Daiwa(大和証券)が2026年中ローンチを見込んでいる」というアナリスト予想を信じるなら、520以外のグローバルイベントで何か発表される可能性はまだ残っています。
一部出回っている”ベータリーク”説について
スレッドの中で気になるコメントがあったので触れておきます。
「Anantaは最新のプレイ可能ビルドがリークされ、ロシア人が無断でプライベートサーバーを立ち上げてプレイし始めるという事態に陥っている。サーバー管理NPCとトラフィックシステムを除いて、ほぼゲーム全体とソースコードがリークしている。他社がコピーする最悪のシナリオ。これによって、さらなる再構築と遅延が避けられないだろう。」
……この主張は賛成-4票(マイナス票)でコミュニティに否定されており、続く2人のコメントで明確に訂正されています。
「ソースコードはリークされていない。デマを流すな。」
「正しい。漏れたのはかなり古いテストビルドだけで、ゲームのソースコードではない。」
「実際には2つのビルドがある。2023〜2024年頃のプレースホルダーが多いビルドと、今年1月のクローズドテストのビルド。どちらの場合もソースコードはデータマイニング・リーク・リバースエンジニアリングされていない。モデルやテクスチャの復号化があっただけ。ロシアの非公式サーバーも、追跡・シャットダウン用のアップデートを受けており、未完成情報や既に廃止されたコンテンツも含まれている。表示できるのはゲーム全体の約5%程度。これによって遅延が発生するというのは考えにくい。」
つまり、「リークによる開発遅延」という見方は根拠が弱いというのがコミュニティの結論。デマを真に受けすぎないようにしたいところです。
📊 海外勢の予想:520不在を受けた配信時期コンセンサス
| 派閥 | 予想時期 | 主な根拠 |
|---|---|---|
| 悲観派 | 2027年後半以降 | 520不在+Sea of Remnants(2026予定)は登場している |
| 中間派 | 2026年後半〜2027年 | SGFやTGS2026での発表に期待 |
| 楽観派 | サプライズリリース説 | NetEaseが情報統制している可能性 |
前回の記事で本命としていた「2026年Q3(7〜9月)」説は、今回のニュースでかなり厳しくなったと言わざるを得ません。
でも忘れずに:完成度優先の運営方針なら待つ価値はあるはず
落胆派の声が大きい一方で、スレッドの中で見つけた個人的に共感した意見もご紹介します。
「個人的には、時間をかけて作ってくれて構わない。半分バグだらけのゲームより、ちゃんと磨かれたバージョンを楽しみたい。今のうちにお金を貯めて、リリース時に注ぎ込めるようにしてる(笑)。」
「期待される人がいると、人々は完成されたゲームが空から降ってくるかのように振る舞う。大規模なベータと大々的なマーケティングなしにそんなことは起きない。自分はもうずっと待ったし、もっと待てる。」
このあたりの声に通じるのが、過去の記事でも触れた「AAA級ゲームには莫大なお金がかかる」という現実。NetEaseは『無限大ANANTA』を中国の規制クリア・複数言語ローカライズ・大規模サーバー構築など、全部きちんと整えてからグローバル展開する慎重派の運営です。“急いで出して炎上”より、”練り上げて成功”の方が、長期的にはファンにとってもプラス──そう考えれば、今回の520不在もポジティブに受け止められるかもしれません。
まとめ:520にAnantaはいない、でも”終わった”わけではない
今回の話題を整理すると、
- NetEase 520イベント(5/20)の参加タイトルにAnantaは含まれていない
- これにより2026年内ローンチ説はかなり厳しい状況に
- ただし520イベントは「既存タイトル向け」の性格が強く、新作不在は珍しくない
- 2025年も同様に不在で、9月のTGS2025で大々的に登場した前例あり
- 次の注目イベントは6月のSummer Game Fest、9月のTGS2026、12月のThe Game Awards
- “リーク=開発遅延”説はコミュニティ的に根拠なしと結論付けられた
- 5月21日のNetEase Q1決算電話会議での発言にも引き続き注目
個人的な見立てとしては、520不在は確かにマイナス材料ではあるけれど、「Anantaを2026年で出す予定がない」というよりも、「520が新作Anantaの発表に適した場ではない」と判断された可能性が高いと思います。グローバル戦略を見据えるなら、NetEaseはより国際的なイベントで勝負を仕掛けてくるはず。
5/21の決算電話会議でAnantaに関する具体的な進捗コメントが出るかどうかが、当面の最大の注目ポイントです。当サイトでは、決算発表内容や、その後の公式発表については速報でまとめ記事を作成予定です。
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