2026年6月6日早朝に配信された世界最大級のゲーム情報イベント 「Summer Game Fest 2026(SGF)」。多くの新作・続報が飛び出した一方で、待機勢が固唾を呑んで見守っていた NetEaseの都市型オープンワールドRPG「無限大Ananta(アナンタ)」 の新情報は、登場しませんでした。
「今度こそ来る」と期待していたファンからは、海外コミュニティを中心に落胆の声が相次いでいます。本記事ではSGF 2026の結果と、各所での反応、そして次に情報が来そうなタイミングをまとめます。
SGFにNetEaseは登場、でも出てきたのは「Ananta」ではなかった
今回のSGF 2026、実は NetEaseは複数回ステージに登場 しています。しかしお披露目されたのは、唐代の中国を舞台にしたシングルプレイのアクションアドベンチャー 「Blood Message」 や、ICO/ワンダと巨像のクリエイター・上田文人氏が手がける 「Gen Atlas」 など。肝心の「無限大Ananta」については一切触れられませんでした。
「NetEaseの名前が出るたびに期待して、違うとわかってガッカリした」というのが、多くの待機勢に共通する体験だったようです。あるユーザーは、
「ホストが『NetEase』と言うたびにワクワクして、Anantaじゃないと知るたびに落ち込んだ」
とコメント。期待していなかったつもりでも、結局ガッカリした という声が目立ちました。
ちなみにSGF全体では、Anantaの不在以上に GTA VI(11月発売予定とされる) の影が業界全体に重くのしかかっており、今年のSGFは例年より直接的なヒントが少ない静かな構成だったとも報じられています。
「2077年に出る」「親父がNintendoで働いてる」…広がるコープ(願望)ミーム
落胆と同時にコミュニティを賑わせたのが、おなじみの “コープ(hopium/copium)ミーム” の数々。あまりに情報が出ないことへの自虐ネタとして、
- 「リリースは2077年。世界がサイバーパンクになった頃に出る」
- 「2030年リリース、トラスト(信じろ)」
- 「親父がNintendoで働いてて、今年のE3に出るって言ってた。信頼のできる情報」
- 「GTA6より先にAnantaが出ることはない」
- 「Anantaは“anant(無限)”な時間がかかる」
といった大喜利が並びました。中には「もう神話みたいなもん。忘れた頃に突然リリースされて狂喜するのを待つ」と達観する声も。
一方で「no man’s sky のように、沈黙はむしろ開発に集中している証拠かもしれない」と、ポジティブに受け止めようとする意見も見られました。
過熱する「GTA6の前か後か」論争
待機勢の間で繰り返し議論されているのが、GTA VIとの発売時期のバッティング をどう避けるか、という問題です。
「GTA6より前に出るわけがない、だからSGFに出てこないのは当然」という慎重論がある一方で、「むしろGTA6の前に出すのが最も安全」 とする以下のような論も注目を集めました。
- GTA6は発売当初コンソール限定の見込み。一方Anantaは PC先行
- 先にPC+コンソールで出せば、コンソールで数か月、PCではGTA移植まで競合なしで戦える
- GTAは 中国で発売禁止、日本でも欧米ほどの“社会現象”ではない。Anantaの主要市場(中国・日本)への脅威は限定的
- 完成済みのゲームを「タイミング待ち」で半年寝かせるのは、開発スタッフの維持という観点でもリスクが高い
「欧米は三次的な市場であり、GTAを過度に恐れる必要はない」という分析には賛否が分かれましたが、発売時期を巡る読みの深さは待機勢ならではと言えそうです。
「NTE勢は更新祭りなのに…」比較で募るもどかしさ
落胆の背景には、同じく都市系オープンワールドとして注目される 「NTE(Neverness to Everness)」 の存在もあります。すでにリリースされ、継続的なアップデートが続くNTEと比べ、音沙汰のないAnantaに「我々は影とラジオサイレンスだけ」と嘆く声も。
ただしコメント欄では、
「Anantaを待ちながらNTEを遊べばいいだけ。両方楽しめないわけじゃない」
という冷静な意見や、「ガチャゲー同士の部族主義(トライバリズム)で、ゲームを自分のアイデンティティにしすぎ」という指摘も。どちらか一方ではなく両方楽しめばいい という大人な姿勢が、むしろ支持を集めていました。
次に情報が来るとすれば? 今後の出展チャンス
SGFは過ぎましたが、2026年後半にはまだ大型イベントが控えています。待機勢が次の“出展チャンス”として挙げているのは以下の通りです。
| イベント | 時期 | 備考 |
|---|---|---|
| ChinaJoy | 7月下旬・上海 | 中国スタジオ×中国の展示会。年内発売なら逆算的にも好機 |
| gamescom | 8月(ドイツ) | 元「Project Mugen」が2023年に初発表された“縁の地” |
| 東京ゲームショウ(TGS) | 9月 | 2025年は実物大スタチューと試遊で大きな話題に。再出展に期待 |
| The Game Awards(TGA) | 12月 | 年末の大舞台。発売告知の場になる可能性も |
特に TGS 2026 は、昨年プレイアブル出展で大きな反響を呼んだ実績から本命視されています。ただし「TGSから年末まで3か月しかなく、2026年内発売にしては遅い」という見方もあり、ChinaJoyやgamescomでのサプライズ告知を望む声も。
なお、中国の一部ユーザーからは「日中関係の悪化を背景に、TGSではなくgamescom(8月)に切り替えたのでは」との憶測も出ていますが、これはあくまで未確認の噂レベルです。
それでも「2026年内リリース」説は健在
ネガティブな空気が漂う一方で、「2026年内リリースはまだ十分あり得る」 とする見方も根強く残っています。その根拠は——
- NetEaseの決算(2025年11月)で 2026年リリース が改めて明言されている
- 開発進捗は 約60〜70% との情報があり、CEROマーク取得済みなど“発売が近い”兆候も
- これまでTGS以外の情報は ほぼ全て“予告なしの突然発表”。公式サイトやbilibili/YouTubeでいきなり「9月発売」と告知し、TGSを“ローンチイベント”にする可能性も
「公式の発表はすべて2026年と言っている。まだ半年残っている」という冷静な指摘の通り、沈黙=中止ではない という点は押さえておきたいところです。
まとめ
- SGF 2026に NetEaseは登場したが、Anantaの新情報はゼロ
- コミュニティは落胆ムード。一方で「コープミーム」やNTEとの比較で盛り上がりも
- 次の本命は TGS 2026(9月)、対抗にChinaJoy(7月)・gamescom(8月)
- 決算ベースでは依然 2026年内リリース が公式見解。突然の発表に要警戒
大規模な都市型オープンワールド、しかも“キャラガチャなし”という野心的なタイトルだけに、開発に時間がかかるのはある意味で必然。「焦らず、しかし期待の炎は絶やさず」、次の一報を待ちたいところです。
新情報が入り次第、当サイトで随時更新していきます。タフィーに会える日まで、もう少しの辛抱と信じて待ちましょう。
※本記事はSGF 2026公式発表および海外コミュニティの反応を元に構成しています。発売時期・出展情報は変更される可能性があります。
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