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【無限大Ananta】6月に「オフラインテスト」実施という噂 状況証拠は揃うも公式発表はなし

NetEaseの都市型オープンワールドRPG『無限大Ananta』をめぐり、「6月に中国でオフライン(線下)テストが行われるのではないか」との噂が、中国の掲示板やSNSを中心に広がっている。複数の状況証拠が同じ方向を指している一方、公式からの発表は現時点で確認できていない。あくまで噂・推測の段階として整理する。

目次

何が出回っているのか

今回の噂は、主に3つの材料から成り立っている。

ひとつ目は、中国のゲームプラットフォームに掲載されたテスター募集広告だ。「高品質 都市オープンワールドRPG 第1次テスト募集中」と書かれ、応募ボタンが設置されている。ただし、この広告に『無限大Ananta』の名前は一切登場しない。あくまで匿名の募集である。

ふたつ目は、「NetEaseから電話で、開発中のオープンワールドゲームのオフラインテストへの参加を打診された」という複数の証言。6月下旬にテストが行われると伝えられた、という内容で、テスト地は「杭州」だとする書き込みも出ている。

みっつ目は、これを受けてファンコミュニティが作成した「テストで運営に聞きたい質問リスト」。ただしこれはファン側の準備物であり、テストの存在を裏付ける証拠ではない点に注意したい。

Anantaを指していると言える根拠

「都市オープンワールドRPG」という記述は無視できない。同じくテスト対象として候補に挙がっている『遺忘之海(Sea of Remnants)』は海洋テーマの作品であり、「都市(urban)」という説明には当てはまらない。都市型である『無限大Ananta』のプロフィールと強く一致する。

さらに、噂で挙がっているテスト地「杭州」も整合的だ。本作の開発元NAKED RAINは杭州網易雷火傘下のスタジオであり、2025年1月にも杭州でオフライン技術テストを実施した実績がある。開発拠点・過去のテスト地と地名が一致している点は、単なる憶測より一段階強い材料といえる。

一方で、慎重に見るべき点

ただし、確定情報として扱うには弱い部分が多い。

  • 募集広告に作品名がない(匿名募集)
  • 電話の証言は、いずれも「知人・配信視聴者から聞いた」レベルの伝聞で、一次ソースではない
  • 掲示板では「今月は別作品の宣伝期、来月は『遺忘之海』の公開βで、NetEaseはこの2ヶ月手が塞がっている。無限大の本格始動は8月以降では」との冷静な見方も出ている
  • 既出情報として、新PVは8月のGamescom(ケルン)まで公開されないとされている

なお、オフラインテストとPV公開は別物であり、「8月説」と「6月テスト説」は必ずしも矛盾しない。ただ「すぐ大きな動きがある」というトーンには、これらの指摘が水を差す形になる。

仮にテストが本当に行われるとしても、過去の傾向から参加者には機密保持契約(NDA)が課される可能性が高い。ただし、前回も大規模な情報漏洩が発生していたことを考慮すると同じようなリークが発生してしまう可能性もある。

他の中国系ゲームも参考にすると外部からテスターを招いた場合、リークは防ぎにくいようにも思える。

次の節目は8月か

本作の新情報は、これまでNetEaseの決算説明会(例年2月・5月・8月・11月の中旬ごろ)で初出することが多かった。次の大きな節目は8月の決算、そして同月のGamescomとなる。今回の噂が本物かどうかも含め、まずはこのあたりの公式発信を注視したい。

現時点では「複数の状況証拠が同じ方向を指しているが、公式の裏付けはゼロ」というのが実態だ。続報が入り次第、追って整理する。

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